真新しい良い提案を次々と生み出すということは、経営者としては多少の努力でどうにかなるものである。次の段階として最も難関なことは、スタッフたちにスキルやアイディアを伝達し習わせることである。高い質のプレゼンテーションは効果的でわかりやすく言いたいことが伝えられる方法だが、時としてその他のやり方を使うことでよりビジネスシチュエーションに適応することもある。
成功する!スキルとコンセプトを伝える9つの方法
1.デモンストレーション
デモンストレーションとは誇張した形式、あるいはプレゼンテーションのことで、訓練者がスキルや技術を行動によって教えることである。この方法は教わる側が、実践的に自身のスキルや能力を示すように求められているときに助けになるものである
アーティキュレーション
定期的にプレゼンテーションを中断し、スタッフたちをペアにして内容についての話し合いをさせる。これがどのように意味があることか、そしていかに彼らの仕事自体に適応するかを考えさせるのである。
フォローミー
典型的なデモンストレーションにバリエーションを加えることで、彼らに自信つけさせ、進歩的に仕事への責任感も伝えることが可能である。
- インストラクターはまず最初に通常のはやさで、スキルを披露する。これは通常がいかなるものかをみせる意味をもつ
- 次にインストラクターはこれをゆっくりとやってみせ、詳細部まで個々のステップをよく指し示す。各ステップに番号があればよいだろう。
- 教わる側は交代で各ステップを試してみる。インストラクターはその間も適応なフィードバックをしていき、間違えやすいところ、やりやすくするコツや総合的なアドヴァイスを欠かさない。
- 最後に、教わる側は全過程を自分ひとりでやる。最初はゆっくり慎重に、そして次第に速くすればよい。
4.ニューモニクス
これはおおまかな情報やばらばらの事項などを記憶するのに効果的な方法である。
スタッフたちにニューモニクスを発達させるセッションを提供するのも良いのではないだろうか。
ニューモニックスは語呂合わせの英語版である。
Example: Order of colors in the rainbow, or visual spectrum
(Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Indigo, Violet)
Mnemonic: Richard Of York Gave Battle In Vain
5. フローチャート・ダイアグラム・描画
新らしくて見慣れない情報や文章の切り抜きをスタッフに与えてみる。
ペアになってそれについて考え、フローチャートやダイアグラムを作って、文章中の過程をまとめるようにいうことで、新情報をまとめやすくできる。
6.体を使った学習
学習過程において、スタッフを起立させ、体全体を使うように指示する。
多くの人間は動作や行動が学習過程にともなわれることでよりたくさんのことを吸収する。
例: 身体的動作をつかって、いかに「自分の社交スタイル」を発見させるか
- スタッフを立たせて、自分の足元に一本の線があると想像させる。片方の終わりは、「課題達成に焦点がある」もう片方は「人間関係に焦点がある」とのイメージ。
- 彼らに普段自分たちがどちらよりに考えて仕事をしているかをたずね、おのおのラインに沿って立たせる。
- -次に第二の軸となる90度の線を定める。ここで4つの枠ができるわけだが、左側は「お願いする」ことの多いタイプの人。右側は「言う、命令する」ことの多い人。
- -片足でもともとの位置を保たせながら、そのまま適度に第二の線の右か左に動くようにいう。ここから、いかに彼らが人間にたいして(社会のなかで)関わっているかが示唆されるのである。
- 度一連の動作をとめ、全員に他の人がどこの位置にいたかをたずね、ディスカッションをしていく。
この身体的動作には2つの効果がみられる。
第一には好奇心をくすぐる方法で何が起こっているのかを予測させる。
第二には動作をともなうことで、より内容に関してのフレッシュな記憶をとどめておくことが可能となるのである。
発見
命令するかわりに、インストラクターは教わる側が何を習わなくてはならないかの疑問をなげかけることもできるだろう。
- 質問する
- 各々は自分の考えを他の人に聞かずに紙に書いてみる。
- ペアか3人になってまとめた案を、みんなで共有する
- さらには、ペアかグループがさらに大きなグループにまとまって、答えをだすのもよいだろう。
- インストラクターは各グループを交代にまわって、どんなアイディアがあったかを聞いて回り、ボードに使えそうな案をかく。このとき代表者になにか少し意見を聞くのもよい。
ビデオ・DVD
視覚教材を使うことでスキルやコンセプトを伝達することがとても確実なものとなる。内容は目的や対象をしぼったもので、簡潔にポイントをついているものがよい。
ビデオやDVDは講義形式のたいくつな訓練からの脱出としてよい変化である。長時間に及ぶビデオは講義形式と同様、相手を退屈させてしまったりすることがあり効果が失われることもある。
合同プレテスト
トレーニングコースやセッションをはじめるのに効果的なやり方である。
一初めに「最終テスト」なるものをスタッフに与えてみる。どのくらいのことをすでに自分たちも知っているのか、参考になるものを使えば答えをみつけられるかどうかたずねてみよう。
一度その知識、または知識の欠如がわかったならば、学習すべき部分がよりわかりやすく提示されることとなる。インストラクターとトレイニーたちは双方、理解の範囲の弱い部分を、プログラムを深く絞っていくことでトレーニングの最初にわかるようになる。